ミニマリストになれない壁は【捨て活】!ゆるミニマリストの失敗談【5事例】

当ページのリンクには広告が含まれています。

2015年ごろからのミニマリストブームがまだまだ続いていて、「ミニマリスト」への憧れから「断捨離®」に代表される「捨て活」をやってみる人が多いようです。

※「断捨離®」は、やましたひでこさんの登録商標のため、以下「捨て活」と表記します

実は、この「捨て活」からミニマリストになりたいと思っても難しく、失敗しやすいのです。

なぜ「捨て活」から始めると失敗しやすいのかを、現役ゆるミニマリストが解説します^^

目次

「捨てること」にこだわったのが、ミニマリストの失敗の始まり

「ミニマリスト」=「物を減らす」=「捨てること」と勘違いしてしまう人が多いようです。

セットで話題に上がるため勘違いされがちですが、「捨て活」をするのがミニマリストではありません。

大切なのは「自分にとっての最小限=必要なもの」を選ぶこと。理解するまでに、大失敗を繰り返してきました

失敗①「思い出の写真」を捨ててしまって大失敗!

買えないものほど「取り返しがつかない」ことになります

こどもが生まれてから写真を撮ることが増えました。

静岡の実家に遊びに行った時に寄った神社。静岡旅行を楽しんでいます^^

日々写真を撮っていて、気がつくとデータが800を超えるのは日常茶飯事です。

まとめて整理すると高い確率でミスが発生します。私が消してしまったのは長女が「新生児」だった頃の貴重な写真。色々試してみたのですが、データ復旧も無理でした。残念ながら、思い出の写真はもう二度と手に入りません。

そういう時に限って、完全にデータ消去してしまいました。アイテム別の「捨て活」のコツは下の記事からどうぞ

失敗②「服を一度にまとめて捨てた」結果、風邪をひいて大失敗!

服は様子を見ながら「徐々に手放すのが正解」です

捨て活の中でも「洋服の捨て活」が人気です。「服を捨てること」をテーマにした、200着の服を8割減らしたら おしゃれがずっと楽しくなった [ ponpoco 著 ]という本も出版されています。

私もミニマリストに憧れて、服を20着から3着に減らしました。これが大失敗でした。

200着から8割なら40着のため問題ないのですが、20着で暮らしていた人が3着に減らしたら。どうなると思いますか?

急に2割以下に減らしたため「着ていく服がない!」状態になったのです

最悪なことに手放したのは秋冬服。慌てて服を買うまで、体調が悪い状態が続きました。その結果、抵抗力が落ちて「熱風邪」を引いて大失敗でした。

風邪の時の強い味方「龍角散ダイレクト」

服は急に減らさずに、徐々にいらない物を手放すのが安全

とアドバイスさせていただきます。特に冬に向かう秋冬服の断捨離は慎重に。洗濯物が乾きにくて悲惨です。

今では3着で私服を回しています。ここまでたどりつくのに、3着→10着に戻す→9着→8着と段階的に減らしています

失敗③「趣味のもの」を調べずに手放して大失敗!

フリマで「価値の確認をする」のがおすすめです

こどもに大人気の「ポケモンカード」、今投資対象として高騰しているのをご存知でしょうか?

こどもの頃に収集目的で集めていて、興味がなくなったため「捨て活」することにしました。

ほぼ1万円で売れたポケモンカード。当時の値段は180円

ところが「ポケモンカードバブル」になっていることを知らなくて、ホビーグッズの買取にまとめて出してしまいました。

結果十万円近くになって気持ちよく手放したのですが、後で調べたら、メルカリなどのフリマで手放せば最安値でも3倍以上で売れた物だったのです。安易に手放したため、大失敗しました。

自分にとって価値がなくなった物でも、今価値が高くなっているものもあります。手放すときは慎重に調べてください

失敗④「好きなもの」を無理に捨てて大失敗!

好きなものは「無理に捨てなくて大丈夫」です

無理に手放そうとして大失敗した物があります。それは「手帳」です。

ほぼ日weeks(左から2022、2023、2024)

手帳が趣味で、絵日記を描いたり、持ち物をまとめたりと自由に使っています。

こども服のリスト

私の「ゆるミニマルライフ=手帳でまとめる」のをライフワークにしていて欠かせないアイテムです

2022年のことです。半年くらい忙しくて全然「ほぼ日week」が書けず、苦しくなって「捨て活」で手放しました。

けれど、なんだか毎日物足りない気がして、結局もう一度同じ「ほぼ日weeks」を買い直ししました。

好きなものは無理に手放さなくても大丈夫です。ライフワークや趣味になっているものは慎重に考えてください

ゆるミニマリストが使っている手帳は上の記事で紹介しています^^

失敗⑤「家族の物」をうっかり捨ててしまい大失敗!

「家族のモノは本人に管理してもらう」のがおすすめです

夫の趣味は自転車です。結婚前からの趣味で、今でも時々ライド(自転車に乗ること)を楽しんでいます。

このハンドルに巻くテープがあるのですが、これをこどもが遊んだテープと勘違いして捨ててしまいました。

こんな感じでハンドルに巻くテープです

高いものだと約4千円します。幸い巻くのに失敗して捨ててもいい物だったので良かったです

こども部屋を自転車の保管部屋と共用していて、ゴミと勘違いしたのが原因でした。

それからは家族のものは必ず確認して、不用意に触らないようにしています。

こどもがイタズラすると危ないものもあるため、自転車の収納は1階の物置にまとめてもらっています。こどものおもちゃ収納は下の記事からどうぞ^^

失敗の原因は間違った「ミニマリストのイメージ」だった。勘違いされるミニマリスト像とは

8年前にミニマリストに憧れて目指し始めてから、2〜3年間「間違ったミニマリストのイメージ」を持っていました。

ミニマリストの本やブログを読んであれ?と思って気がついた、「勘違いされているミニマリスト」の特徴を紹介します。

誤解①「モノをたくさん捨てる人=ミニマリスト

ミニマリスト=捨て活と勘違いする人が多い

このように「モノをたくさん捨てる人=ミニマリスト」と思っている人が多いようです。

実際は「必要な物の数を厳選している人=ミニマリスト」です。人によって必要な物の数は違ってきます。

家さえ持たずにスーツケース一つだけで暮らせるミニマリストもいれば、家族と一軒家に住んでいる普通よりも物が少ないだけのミニマリストもいます。人によって違うのです。

リビングのおもちゃ収納

わが家はこどもが二人いるため、そこそこ物があります。こちらはリビングのおもちゃ収納です。

このように、ゆるミニマリストの私は「場所と箱を決めて、モノが増えない工夫をしている」だけです。

他のミニマリストさんを見ていると「ミニマリスト=モノとの付き合い方が上手」と感じます。

わが家はリビングが散らからない工夫をしています。下の記事からどうぞ^^

誤解①最小限のものしか持たない

ミニマリストの数だけ「必要最小限」は違う

ミニマリストによって最小限は違います。例えば、毎朝コーヒーを飲むのが日課な人はコーヒーが欠かせないようです。

同じように私には手帳が欠かせません。手帳を持つ理由は「持ち物リスト」を見直しするのに必要だからです。

手帳「持ち物リスト」を記録するのに必要

一般的に「ミニマリストは手帳を持たない」というのが有名です。一方、ゆるミニマリストの私は手帳を持っています。

ブログでは3年以上前のデータを削除しています。そんな時に手帳が役立ちます

家電・家具など買い替え期間の長いもの、家のリフォームなど大きなお金が必要になるものは、手帳の記録が役に立ちます。

同じミニマリストでも「人によって最小限が違う」のです^^化粧品もミニマリストによって違います。私のミニマルコスメは下の記事からどうぞ

誤解③何もない部屋に住んでいる

ミニマリストの数だけ「シンプルな部屋」の解釈が違う

ミニマリストと言えば、モデルルームのような生活感のない部屋に住んでいるイメージがあります。

ミニマリストはテレビを持たない」ことも有名です。代わりにプロジェクターで壁に投影したり、パソコンで好きな番組を見るのがミニマリストのイメージです。

テレビのあるリビング

一方、ゆるミニマリストのわが家には「テレビ」があります。こどもと暮らしているからです。

娘達はEテレの「はなかっぱ」や「おかあさんといっしょ」が大好きです

このように家族にいると「何もない部屋」で暮らすのは困難です。結婚しているミニマリスト、こどものいるミニマリストは「ある程度生活に必要な物のある部屋」に住んでいると思います。

わが家のリビングは「暮らしやすさ」を大切にしています。詳しくは下の記事からどうぞ^^

おわりに

私がミニマリストになれなかった壁は【捨て活】でした。ミニマリストに憧れている人は「捨て活」から初めて挫折する人が多いようです。

この捨て活で失敗した実例と一緒に、誤解されているミニマリスト像を紹介しました。「ミニマリストと捨て活は違うこと」を理解していただければ嬉しいです。

「失敗しない始め方」は下の記事からどうぞ^^

ブログ村ランキングに参加しています

猫に触っていってください

今日の占い

記事が見つかりませんでした。

今日の占いについて

見てくださる人が幸せであるように願いを込めて占いをお届けします。結果が合わないなと思うときは、ほかのページをご覧ください。占い結果が変わります。あなたにとって、素晴らしい一日でありますように。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次