風水では方角によって寝具の色を変えると開運につながるとされています。
寝具の色にこだわることはデザインの面から見てもメリットがたくさんあります。
この記事で分かること
- 風水は効果ある?寝具について知っておきたい色の知識3選
- ミニマリストが選んだミニマルな寝具のリスト
- 教えて!ミニマリストと寝具の気になる疑問
今回は色から考えた最適な寝具の選び方と、実際にミニマリストが使っている寝具を紹介します
風水は効果ある?寝具について知っておきたい色の知識3選
色には様々な効果があります。心を落ち着かせてくれる緑や青は寝具の色にもよく見られます。
寝具について知っておきたい色の知識
- 知識①風水から考えた最適な寝具の色と方角
- 知識②色の効果から考えたおすすめの寝具の色
- 知識③注意したい、安眠を妨げる寝具の色
ここではおすすめの寝具の色と、注意したい寝具の色を紹介します
知識①風水から考えた最適な寝具の色と方角
風水では方角によって開運につながる寝具の色が決まっています。東西南北の開運カラーは次の通りです。
【北】温かみのある明るい色:ピンク・黄緑
【東】青などのアースカラー:ブルー・緑
【南】心を落ち着けるブラウン系:茶色・ベージュ
【西】イエロー系で金運アップ!:黄色・クリーム
風水でおすすめの寝具の色は?方角・運気別に開運カラーと布団カバーを紹介
わが家では寝室が南にあるため、茶色・ベージュを取り入れています。マットレスは「ベージュ」、ピローパッド、敷パッドは「ピンクベージュ」、クマの抱き枕は「茶色と白」です。
風水も少しだけ取り入れると面白くておすすめです。下の記事では色の効果とおすすめ色を紹介しています
知識②色の効果から考えたおすすめの寝具の色
デザインの視点から見た、寝具におすすめの色は「寒色系」と「自然色」です。
色の効果から考えたおすすめの寝具の色
- 安眠効果のある「寒色系」
- リラックス効果のある「自然色」
一つずつ紹介していきます
安眠効果のある「寒色系」
「寒色系のカラー」は副交感神経を高めるため、安眠効果があるとされています。寒色系は彩度が低いため落ち着いた空間になります。
安眠効果のある「寒色系」
- ①ネイビー、水色などの「青系」
- ②ペールグレー、グレーベージュなどの「グレー系」
- ③グレイッシュピンク、グレイッシュグリーンなどの「グレーが混じったくすみカラー」
ネイビー・水色などの青系の寝室は、海の中にいるような落ち着いた空間になります。
グレー系の寝室はシックな空間になります。ミニマリストにもおすすめの色合いです。
「グレイッシュピンク」などのグレーが混じったくすみカラーは、ナチュラルな内装とも相性が良いのがメリットです。
この中から部屋の内装にあった色を選ぶのがおすすめです
リラックス効果のある「自然色」
原始時代、人間は自然界のなかで暮らしていたとされています。そのため、自然界の色合いを取り入れると心が落ち着くようです。
リラックス効果のある「自然色」
- ①木の色、土の色を連想させる「アースカラー」
- ②空や海を連想させる「エコロジーカラー」
- ③綿やシルクなどを連想させる「ナチュラルカラー」
木の色、土の色を連想させる「アースカラー」はこのようなイメージです。緑・茶色のイメージです。茶色も緑も自然に近い色合いなら濃さはお好みで選んでみてください。
空や海を連想させる「エコロジーカラー」はこのようなイメージです。明るい水色から濃い青まで自然に近い色合いです。寝具でよく見かける青やネイビーがこのカラーに近いようです。
綿やシルクなどを連想させる「ナチュラルカラー」はこのようなイメージです。白・生成り・ベージュなど無着色のコットンやリネンの寝具で取り入れるのがおすすめです。
この中から部屋の内装にあった色を選ぶのがおすすめです
知識③注意したい、安眠を妨げる寝具の色
反対に安眠を妨げるとさせているカラーは次の通りです。なるべく取り入れないよう注意してください。
取り入れすぎると安眠を妨げる寝具の色
- ①神経を興奮させてしまう「赤」
- ②活気を感じる活動的な「オレンジ」
- ③使いすぎると不安を高める「黒」
神経を興奮させてしまう「赤」で寝室をまとめるとこのようになります。おしゃれだけどなんとなく落ち着かない気分になりませんか。
活気を感じる活動的な「オレンジ」で寝室をまとめた場合はこのような感じなります。赤ほどではないけれど、落ち着かない感じがしませんか。
風水で南東はオレンジ勧めていますが、心理的な効果からはあまりおすすめできません。どうしても取り入れたい場合は枕などのポイント使いがお勧めです
使いすぎると不安を高める「黒」で寝室をまとめるとこのような感じになります。昼でも夜のような暗い部屋です。なんとなく不安な気分になりませんか。
上で紹介した写真はインテリアセンスの良い人の寝室の写真です。センスの良い人でも難しいのが「寝具に向かない色の寝具」です。
色の心理的効果も寝室向きではないためおすすめできません
ミニマリストが選んだミニマルな寝具のリスト
わが家ではまだこども部屋がありません。そのため、寝具は候補の中からこども達に選んでもらいました。
ミニマリストの寝具のリスト
- 寝具①オールインワンマットレス/ブレインスリープ
- 寝具②ピローパッド / ジェラードピケ
- 寝具③敷きパッド / ジェラードピケ
- 寝具④ベア抱き枕 / ジェラードピケ
3つの寝具をそれぞれ紹介します^^
寝具①オールインワンマットレス/ブレインスリープ
今まではセミダブルのベッド2台を使っていましたが、こどもの寝相が悪く、落ちてしまうのが心配でした。
もしもの事故を考えて布団タイプに変えました
色々失敗しながら選んだのがブレインスリープの「オールインワンマットレス」です。マットレス+枕+布団がセットになっている機能的な寝具です。
全体を広げると一人分がこのようになっています。
布団はファスナーで開いて「掛け布団」としても、ファスナーを閉じて「寝袋」としても使えます。
寒い季節は寝袋で、涼しい季節は布団として使い分けることができます
寝具②毛布(インナーシュラフ) / Bear Rock
寒い時期に取り入れているのが寝袋の中に入れる毛布(インナーシュラフ)です。
首元が紐で絞れるため、温かい空気を逃すことなく朝までぬくぬくと眠れます。
こどもは無理ですので、とにかくパジャマの内側と外側を着込ませています
寝具①ベアキルトピローパッド/ ジェラードピケ
枕はマットレスと一体型のため、ピローパッドを付けています。ジェラードピケの「ベアキルトピローパッド(ピンクベージュ)」です。
ベアの形のキルティングが可愛らしいピローパッドです。後ろはゴムになっているためズレにくく、機能性も良いです。
このベアキルトシリーズは長女が選んでくれました。ふかふかしていて秋冬におすすめです
寝具②ベアキルト敷きパッド・ダブル / ジェラードピケ
ピローパッドとお揃いの敷きパッド「ベアキルト敷きパッド・ダブル(ピンクベージュ)」です。
こちらも裏側がゴムになっていて、ズレにくくなっています。わが家はマットレスが5cmくらいの薄型なのですが、ストレスなく寝られています。
このベアキルトシリーズは長女が選んでくれました。ふかふかしていて秋冬におすすめです
寝具③ベア抱き枕 / ジェラードピケ
夫が寝ている時にイビキがひどい、睡眠時無呼吸症候群です。ケアのために、くまの抱き枕を5年以上愛用しています。
横向き寝で生じる肩や腰の負担を軽減し、寝姿勢を安定させる効果があるのです。 なぜなら、抱きつくことで腕や脚を含む身体全体を正常な位置に保つことができるからです。 寝姿勢が安定すると、身体はよりリラックスした状態になります。 また抱き枕の心地よい感触などによって身体ばかりでなく、心も癒されることに。
抱き枕の効果は? 腰痛やいびきを改善。睡眠で健康に
抱き枕には可愛いだけでなく、このようなメリットがあります。
こども達はパパのくまが羨ましいかったようで「くまちゃんが欲しい!」とリクエストされました。次女のお誕生日にこども達にプレゼントしたところ大喜びで毎日一緒に寝ています。
抱き枕は可愛いだけでなく、睡眠に良い効果があり、インテリアにもなる最高の睡眠グッズです
ミニマリストが選んだ寝具の色は「ピンクベージュ」。ピンクの寝具の効果と注意点
わが家ではまだこども部屋がありません。そのため、寝具は候補の中からこども達に選んでもらいました。
ピンクの寝具の効果と注意点
- 体験談①ピンクの寝具の効果は「優しさ・幸福感・かわいい」
- 体験談②ピンクの寝具は「くすみカラー」か「ポイント使い」で失敗しにくい
- 体験談③実際に使ってみたメリット・デメリット
3つの理由を詳しく紹介します
体験談①ピンクの寝具の効果は「優しさ・幸福感・かわいい」
ピンク色には「優しさ・幸福感」というプラスの効果と「夢見がち、子供っぽい」というマイナスの効果があります。
<ピンクの持つ意味・イメージ>
色の持つ意味・イメージと効果ー15色 – 貴石工房パック
ポジティブ:幸福感・優しさ・恋愛・柔らかい・可愛い
ネガティブ:夢見がち・依存・優柔不断・甘え・子供っぽい
単色ではマイナスの効果が出てしまうピンクにベージュを足した「ピンクベージュ」にするとベージュの効果も加わります。
<ベージュの持つ意味・イメージ>
色の持つ意味・イメージと効果ー15色 – 貴石工房パック
ポジティブ:信頼・控えめ・穏やか・ぬくもり・優しさ・ナチュラル
ネガティブ:退屈・活気が無い・野暮ったい・無難
両方を合わせることで、ピンクのマイナスイメージが「穏やかさ、ナチュラルさ」に置き換えられ、ベージュの持つネガティブなイメージが和らぎます。
上ではクマで茶色(アースカラー)を取り入れています。このようにところどころ茶色を取り入れるのもおすすめです
体験談②ピンクの寝具は「くすみカラー」か「ポイント使い」で失敗しにくい
ピンクといっても様々な色合いがあります。ピンクばかりの寝具にしてしまうと、下のようにこどもっぽくなってしまいます。
ピンクは、グレーやベージュと合わせて枕や掛け布団カバーなどポイント使いすれば、このようにバランスが取れます。
他にもパープルやラベンダーの寝具にはなかなか向かないカラーも、グレーと組み合わせることで使いやすくなります
一色でまとめたい場合は「ピンクベージュ」「グレイッシュピンク」などのくすみカラーを選ぶのがおすすめです。
使いたい色がある時はベーシックカラーを組み合わせるか、くすみカラーを取り入れてみてください
体験談③実際に使ってみたメリット・デメリット
わが家は現在こども部屋がないため、寝室をこども仕様にしました。実際にあったメリット・デメリットはこのような感じです。
ピンクの寝具のメリット・デメリット
- メリット :こどもたちが大喜び。女子力高めの寝室になる
- デメリット:夫は少し抵抗があったよう。男性には抵抗のあるカラーかも
このようにピンク×クマで、可愛い・女子力高めの寝室になりました。
ピンクの寝具ということで、夫にはちょっと抵抗があったようです
教えて!ミニマリストと寝具の気になる疑問
ピンクの寝具の効果と注意点
- 質問①ミニマリストは寝袋で寝てるって本当?
- 質問②寝具を減らしたい。おすすめの寝具は?
- 質問③ベットと布団のメリットデメリットは?
- 質問④ミニマリストに人気の寝具の色は?
質問①ミニマリストは寝袋で寝てるって本当?
私はゆるミニマリストを目指しているため、女性ミニマリストを参考にしています。実際に調べてみるとこのような結果になりました。
女性ミニマリストは「布団生活」をしている人が多いです
この結果から、ミニマリスト=寝袋生活は男性ミニマリストによるイメージだと思います。男性ミニマリストは「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」の佐々木さんのようなストイックな方が寝袋生活をしているイメージがあります。
ただし、寝袋生活には大きな落とし穴があります。
失敗例を調べると、ヨガマット+アウトドアブランドの寝袋で寝て健康が悪化した例がありました。健康を保つためには家庭用に開発された寝具を使うのが安全です。
ストイックになりすぎないために「ゆるミニマリスト」をおすすめしています。詳しい始め方は下の記事からどうぞ
質問②寝具を減らしたい。おすすめの寝具は?
上の記事で女性ミニマリストのほとんどが「布団生活」をしていると分かりました。
その中でも「マットレス」にこだわる人が多く、ミニマリストが愛用しているマットレスメーカーを調べました。
一番人気なのは約2万円のアイリスオーヤマの「エアリーマットレス」でした。その他お手頃な価格帯のニトリのマットレスも人気です
マットレスにこだわると、寝具を減らす一歩になります。
わが家はおねしょをする幼児がいるため、分割して洗える点から「オールインワンマットレス」を使っています。
これはわが家の一例です。あなたの暮らしに合わせて選んでください。1万円を超えるマットレスは楽天セールを利用して購入しました。お得なお買い物方法は下の記事で紹介しています
質問③ベットと布団のメリットデメリットは?
ベッドと布団の両方を経験したメリットデメリットはこのような感じです。
ミニマリストが考えるベッドと布団のメリット・デメリット
<ベッド>
- メリット :片付けが楽。インテリアとして活用できる
- デメリット:ベッドから落ちる心配がある。捨てるのが大変
<布団>
- メリット :寝相が悪くても安心。移動することができる
- デメリット:床に敷くため、敷きっぱなしは不衛生。毎日片付ける必要がある
布団の場合はこのようにリビングに移動することもできます。
布団の場合は家族がインフルエンザに罹ってしまった時などに、寝室を分けられるのが大きなメリットと感じています。
ベッドと布団はどちらが良いと言えません。わが家ではこどもが落下する危険を考えて布団です。暮らし方に合わせるのがおすすめです
リビングで寝かせることもあり、窓ガラスにフィルムを貼って安全対策をしています。詳しい内容は下の記事からどうぞ
質問④ミニマリストに人気の寝具の色は?
ミニマリストといえば「無印良品」です。無印良品で扱っているような「白・ベージュ・グレー」がミニマリストの寝具で人気でした。
ベッドの時のわが家の寝室はこのような感じでした。
ミニマリスト女性は一人暮らしや賃貸で暮らしている人も多く、ナチュラルな床・白い壁に合わせた寝具を選んでいる人が多いようです。
安眠できる自分が好きな色を選ぶのがおすすめです
おわりに
今回は実際にミニマリストが使っている寝具を紹介しました。わが家ではこどもがベッドから落ちる危険があったため「布団派」です。
また、ミニマリストのイメージである「寝袋」も冬だけ取り入れています。
こどもは寝相が悪く寝袋には向かないため、毛布を着せるイメージで着込ませて寒さ対策をしています。冬は着ぐるみみたいになって可愛いです。
最小限にこだわらず、眠りやすさを大切に選ぶのがポイントです。緊急時の寝室にもなるミニマリストのリビングは下の記事で紹介しています