一生の憧れを、小さな箱に。ミニマリストが作る「持ち運びドールハウス」

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こんにちは、ゆるミニマリストのyukoです。

窓から柔らかな光が差し込む、お気に入りのナチュラルインテリアに囲まれた部屋で。 今日は久しぶりに、あの「ドールハウス」を取り出してみました。

淹れたてのミルクティーを一口含み、小さな世界を眺めて思うのは、 「理想の家そのものは手に入らなかったけれど、私の夢は、こんなに温かな形で叶っていたんだ」ということ。

私はこれまで、一度も新築の家に住んだことがありません。 自分の理想を一つひとつ形にする注文住宅は、今でも私の心の奥にある「一生の憧れ」です。 大きな土地も、魔法の杖も持っていないけれど。 私は、わずか二十五センチのトランクの中に、その夢を建てることにしました。

目次

知恵と工夫で、理想の場所を作る

大きなものは手に入れられなくても、知恵を絞って「小さな理想」を叶えるのは、とても愉しい作業です。

例えば、壁紙に使うリメイクシート。 大きなロールを買うのではなく、サンプル品を賢く利用しました。これは、窓枠の補修にも使える「一石二鳥」の選択。余白を大切にしたいミニマリストにとって、物を持たずに工夫する時間は、何よりの贅沢に感じられます。

ほんの少しのシートで、世界は変わり始めます

今は手に入りにくくなった、コンゲススロイドの花柄トランク。 もし手元の柄が好みではなくても、リメイクシートを貼れば、そこが新しい「着工の地」になります。基盤(ベース)さえあれば、夢はどこからでも始められるのです。

フレンチシックな、私の聖域

トランクをそっと開ければ、そこには私の「好き」だけが溢れています。

白とグレーの理想の家

憧れだった、淡いグレーのキッチンとオフホワイトのダイニング。 優雅な猫足のお風呂に、心地よいリネンのベッド。 寝室にはメイクをするための優美なドレッサーと香水瓶が乙女心を思い出させてくれます。

私にとってシルバニアの世界は、「いつか住みたかった理想の家」を思い描く、静かな連想ゲームのようなものなのかもしれません。

叱らなくていい、穏やかな幸せ

ダイニングで広げた夢の世界も、夕食の時間になれば五分で片付きます。 家具をしっかりと固定したのは、パーツを失くさないためだけではありません。「私の理想郷が、いつでもそこにある」という安心感を、形にしたかったからです。

暮らしに馴染む、小さな安らぎの形

出しっぱなしのおもちゃに眉をひそめる時間は、もうここにはありません。 「片付けなさい」と言わなくていい仕組みを作ることは、自分も家族も、笑顔でいられるための大切な工夫です。

私の小さなお家づくり、備忘録

もし、この記事を読んで「私も自分だけの小さなお家を作ってみたい」と思ってくださる方がいらしたら……。 よろしければ、私のささやかな工夫を、こちらに書き留めておきますね。

1. 手に馴染むサイズの、ペーパートランクを

まずは、土台となるトランクを用意します。私はペーパートランクを選びましたが、木製のものや、お手元にある空き箱でも。自分が「ここを私の場所にしよう」と心ときめくるサイズを、選んでみてくださいね。

真っ白な空間に、これからの夢を描くように

2. リメイクシートで、壁を整える

トランクの内側に、好みのリメイクシートを貼っていきます。 一度に広い面を貼ろうとせず、少しずつ空気を抜きながら、撫でるように。このひと手間で、箱の中に新しい光が宿るような気がして、私はこの作業がとても好きなのです。

空気を抜くたび、心が整っていく気がします

3. 家具を一つずつ、大切に固定する 

最後に、家具の配置を決めて、ゆっくりと固定していきます。 ただ並べるだけでなく、実際にそこに誰かが住んでいる様子を想像しながら……。 倒れたり失くしたりする心配を減らすことで、いつでも安心してトランクを開けることができるようになります。

家具を置いて、ようやく息をし始めた私の「家」

5月の光に、夢をのせて

こどもたちが成長し、遊びの主役が交代した今、このトランクは私の「癒やしのギャラリー」になりました。 五月の爽やかな光が差し込むリビングで、この小さな家を眺めるたび、私の心は自由になります。

「今ある暮らし」を愛しながら、自分の「理想」も手放さない。 そんな、小さくて贅沢なミニマリズムの形が、ここにはあります。

今夜はどうぞ、ご自分をたくさん労ってあげてくださいね。
皆さまと私に、心地よい明日が訪れますように

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