ミニマリストはいつも同じような服を着ている印象から、「ミニマリストの服はボロボロに見える」という悪いイメージがあるようです。
今回は、ミニマリストの服が「ボロボロ」に見えないようにするための対処法を紹介します
ミニマリストの服が「ボロボロ」に見えないようにするための対処法
- 定期的に服のお手入れをする
- 品質の良い服を選ぶ
- 穴や裂けた部分の早期修理をする
- 服の寿命を知っておく
- 服の順番を入れ替える
対処法①定期的に服のお手入れをする
衣類をきれいな状態に保つために、定期的な手入れを大切にしています。洗濯やアイロンかけ、収納時の畳み方などに注意を払うと効果的です。
私の場合はこのように、収納時はすべて吊るして収納しています。吊るす収納にはシワがつかない、すぐに服がわかるメリットがあります
「定期的にお手入れする=お手入れできる服の数にする」ことで、管理しやすくなります。私の服の枚数は全部で9着です。少ない服は目が行き届きやすく、収納もしやすいです。
私の服については下の記事からどうぞ
対処法②品質の良い服を選ぶ
ミニマリストは、少数の品質の高いアイテムを重視する人が多いです。耐久性があり、繰り返しの使用に耐えるような良い品質の服を選ぶことで、「ボロボロ」に見える印象を避けることができます。
「少数の品質の高いアイテム=ブランドの服」という意味ではありません
耐久性があり、繰り返しの使用に耐える良い品質の服はこのような素材がおすすめです。
耐久性があり、繰り返しの使用に耐える良い品質の服
- コットン・ポリエステルのブレンド
通気性と耐久性の両方を兼ね備えている - デニム
デニムは非常に丈夫で耐久性がある - キャンバス
キャンバス生地は頑丈で丈夫な素材 - ナイロン
ナイロンは強靭で軽量な素材で、アウトドアやスポーツウェアに使われる - ウール
高品質なウールは耐久性があり、保温性も抜群 - ポリウレタンやエラスタンを含むストレッチ素材
ストレッチ素材は伸縮性があり、動きやすい - 高密度の織り地
衣料品の織り地が高密度であるほど、耐久性が向上する
私はこの中でも、ポリエステル・コットンを選ぶようにしています
こちらはお気に入りのポリエステルのワンピースです。ポリエステル素材でシワになりにくく、洗濯耐久性があります。
ポリエステル素材をメインにした、私のクローゼットは下の記事で紹介しています
対処法③穴や裂けた部分の早期修理をする
穴や裂けた部分が見つかった場合は、早めに修理することで劣化を防いでいます。
手縫いが好きなので、ミシンよりも「手縫い派」です
また、これらのアイテムを揃えておくことで、簡単な服の修理や補修作業が自宅で行いやすくなります。
自宅で服の修理を行うために役立つアイテム
- 裁縫ミシン
ミシンを使えば、縫い目が強固になり、時間も節約できる - 補修パッチや補強テープン
穴や裂けた部分を補修するためのアイテム。アイロンで接着するだけのものも - 補修パッチや補強テープ
通気性があり、速乾性もある - 布切れや不要な服
補修に使える生地の切れ端や、不要な服から取り外したパーツ - 裁縫道具セット
基本的な修理作業に必要なアイテム
私はこの「裁縫道具セット」を愛用しています。ベーシックなアイテムが揃っているため、使いやすいです
実際に妹から修理を頼まれて、ブランケットを繕いました。詳しい内容は下の記事からどうぞ
対処法④服の寿命を知っておく
服の寿命を知っておくことで「気付かないうちにボロボロになっていた」というミスを防いでいます。
買い替えの目安にもなるため、いつ買ったか、どこで買ってかをメモしておくのがおすすめです
服の寿命は素材や製造方法、着用頻度などによって異なりますが、以下は一般的な素材ごとの寿命の目安です。
素材ごとの一般的な服の寿命
- コットン
適切なケアがされれば、2〜10年の寿命 - ポリエステル
通常、2〜10年の寿命 - ウール
適切なケアがなされれば、5〜15年以上 - リネン
適切なケアがなされれば、5〜10年の寿命 - デニム
通常、3〜10年以上もつ - ナイロン
通常、3〜10年の寿命 - デニム
適切なケアがなされれば、10年以上もつ
ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、個々の製品やブランドによっても大きく異なります
私の場合はポリエステル素材を選んでいますので、2〜10年です。私の着用頻度では大体2〜3年で寿命になります。
このように大体の寿命を把握しておくと、服の購入計画が立てやすいです。愛用しているワンピースについては下の記事からどうぞ
対処法⑤服の順番を入れ替える
同じ服を繰り返し着用すると、特定の部分が摩擦や圧力によってダメージを受けやすくなります。服を入れ替えて着用することで、服を長持ちさせることができます。
私の場合は1着でなく、2着の服を交互に着回ししています
春と秋は兼用でオールシーズン6着です。「服のデザインが違うものを選ぶ」こともポイントです。デザインの違う服を交互に着ることで服の劣化だけでなく「いつも同じ服を着ている」という悪いイメージを避けることができます。
また、交互に着るため「服を選ぶ労力を減らす」効果もあります。詳しい内容は下の記事からどうぞ
おわりに
ミニマリストが「同じ服を着ている」というイメージはスティーブ・ジョブズの服装とも関連している気がしています。
ジョブズの成功と彼のミニマリストな生活様式への憧れと誤解が「ミニマリストの服はボロボロに見える」という悪いイメージの一因になっているのかもしれません。
ジョブズのスタイルは、私のような一般人には「ハードルが高いスタイル」と言えます
実際はジョブズは黒のタートルネックにジーンズという毎日同じ服でしたが、このように同じアイテムを何着も持っていたようです。
スティーブ・ジョブズは同じデザインの服を何着も持っていたようです。トップスに関しては、ジョブズが三宅一生に自分のサイズに合わせたデザインでオーダーし、最初に約100着が無料で納品されました。ジョブズはこれだけあれば死ぬまで着れるだろうと話していたようです。
スティーブ・ジョブズの服装がいつも同じだった理由は?愛用ブランドも紹介
今回は「ミニマリストの服はボロボロ」と誤解されないよう気をつけていることを紹介しました。
ジョブスのように服を制服化しつつ、ボロボロのイメージを避けるためには、いくつかの服を制服化することも効果的です。詳しい内容は下の記事からどうぞ