朝起きて、こども達を保育園へ送り出して、仕事をして、慌てて保育園でお迎えに行って、その後は子守りをしつつ夕食作り。子育てに仕事に家事に毎日てんやわんやです。
毎日なんとか暮らしを回していますが、少しでも家事を減らしたくて「ルーティン献立」を考えました
曜日ごとに食べるものを決めておくことで、「もっと暮らしを楽にしよう!」というのが目的です。あなたもルーティン献立を取り入れてみませんか?
このような人におすすめです
- 毎日献立を考えるのが大変
- 買い物でつい余計なものを買ってしまう
- ミニマリストの献立を参考にしたい
献立の決め方
わが家で40代の夫と2歳の次女は身体の作りが似ているようです。夫は逆流性胃腸炎、次女は体調が悪いとすぐに吐くため夕食のメニューに悩んでいました。
わが家の家族のデータ
- 夫(40代後半)
逆流性胃腸炎あり
夕食に肉や揚げ物を食べると、翌日吐き気がする - 妻(30代後半)
夜に揚げ物を食べると翌日つらい
(年齢的に食べれなくなってきたかも?) - 長女(5歳)
特に問題なしな健康ガール - 次女(2歳)
噛んで細かくして食べるのがやや苦手
体調が悪いとすぐに吐く
胃腸炎になりやすい
色々試してハンバーグや唐揚げ、カレーなど、肉や揚げ物、油っぽいものは2人には良くないということが分かりました。
そこで、「おかずを無くす」「肉や油っぽいものを避ける」「野菜は飲み物で取り入れる」という考えを元に夕食の献立を組み立てました。
ミニマリストの1週間の献立(夕ごはん)
月曜日 白ごはんと汁物
月曜日のメニュー
・白ごはん
・納豆
・副菜2種類
・野菜ジュース
月曜日は「白ごはんと汁物」のメニューです。和風の朝食のイメージの献立です。
夫がキムチが大好きなので、わが家はキムチの割合が多いです。白米は米2合に対して小さじ1の米油を入れるとツヤツヤして風味が良くなります。
こども達は、型抜きおにぎりに、汁物、ポテトサラダまたは卵サラダ、体調がよければウインナーのワンプレートランチ風です。
火曜日 パスタ
火曜日のメニュー
・パスタ
・野菜ジュース
火曜日は「パスタ(スパゲッティ)」のメニューです。軽いランチメニューの献立です。
この日は無印良品の「たらこパスタ」でした。今、無印良品のあえるだけのパスタソースに夢中です。
無印良品のたらこパスタは、たらこが無着色で自然な感じです。味も濃くなくてこどもにも食べやすい美味しさです。
水曜日 和風炊き込みごはんとみそ汁
水曜日のメニュー
・和風炊き込みごはん
・副菜2種類
・みそ汁
・野菜ジュース
火曜日は「和風炊き込みごはん」のメニューです。軽いランチメニューの献立です。
なるべく週でごはんと麺のメニューが交互になるように組み立てています。月・水・金はごはんメニューの日です。
この日は無印良品の「いかと生姜のごはん」でした。試しに買ってみたのですが、見た目はこってりした感じですが、生姜のおかげか味が濃くなくて食べやすかったです。イカがごろっと入っているのがポイントです。
木曜日 うどん
木曜日のメニュー
・うどん
・副菜1種類
・野菜ジュース
木曜日は「うどん」のメニューです。軽いランチメニューの献立です。火・木は麺のメニューの日です。
この日は「釜玉うどん」でした。冷凍うどんを買っておいて、レンジで解凍するだけのお手軽メニューです。週末に近づくと体力も気力も低下してくるため、お手軽メニューは助かります。
このうどんメニューはこども達が体調が悪く、食欲があまりない時にも役立っています。大人の風邪の時の食事にもおすすめです。
金曜日 洋風炊き込みごはんとスープ
金曜日のメニュー
・洋風炊き込みごはん
・副菜2種類
・スープ
・野菜ジュース
金曜日は「洋風炊き込みごはん」のメニューです。軽いランチメニューの献立です。
この日は無印良品「パエリア」でした。パエリアは一から作ろうとするとかなり手間がかかります。ささっと炊き込みごはんで作れるなんて!と感動して試しに買ってみました。
鶏肉とあさりがごろっと入っていて、少し濃いめの味です。濃い味が好きな夫が気に入って「また今度作って!」と言われました。また、こちらをベースにして、シーフードミックスやパプリカ、バジルなどを足して豪華にするとパーティーメニューにもなりそうです。
土曜日・日曜日 好きなものを食べる
ここで工夫しているのが「おうちアフタヌーンティー」です。独身の頃は、東京までアフタヌーンティーを楽しむ「ヌン活」をしに出かけるほど好きでした。
今ではそこまで掛けられるお金も時間もないため、「おうちアフタヌーンティー」をこどもたちと一緒に楽しんでいます
ちなみに夫はカレーが好きでよく食べています。今回は防災用のストック食料を消費してもらいました
このような感じで週末は冷蔵庫や冷凍庫、防災食料の整理をしつつ「好きなものを食べる」機会にしています。
簡単にできる「おうちアフタヌーンティー」の楽しみ方は下の記事からどうぞ
ミニマリストの献立のポイント
「おかずを無くす」
夫と次女のことを考えて、消化しやすくするため「おかずを無くす」献立にしました。
炊き込みご飯やパスタなど具のない献立にすることで、消化しやすくなったようです。次女が吐く回数が少なくなりました。夫も「胃の調子が良いよ」と言ってくれています。
こどもが苦しげに吐いていると心が苦しくなります。ただでさえ具合が悪いのに、食事で負担を掛けてしまっている。そんな状態に私も苦しんでいました。同じように悩んでいる方の参考になりましたら嬉しいです。
「肉や油っぽいものを避ける」
夕食の献立のイメージや「肉や油っぽいものを避ける」です。
ディナーのイメージであるハンバーグやエビフライなどの重いメニューを以前は作っていたのですが、家族の体に負担なようでした。長女は夜に重いものを食べても大丈夫ですが時々「お腹が痛い」と言います。体質が似ているようで、あまりよくないようです。
重い夕食の後に次女が吐くことが多いと分かってから、軽いメニューに切り替えました。正解だったようで、肉や揚げ物、油っぽいものを避けたら吐きにくくなりました。夕食の後はお風呂と就寝だけですから、この方がわが家には良かったようです。
「野菜は飲み物で取り入れる」
実家は毎日2杯の野菜ジュースと牛乳を飲んでいます。そのお陰か両親はとても健康です。
この考え方を取り入れて、わが家も野菜ジュースを取り入れました。野菜ジュースは果物が入っているタイプで、こども達がオレンジジュースのような感覚で飲めるため、抵抗なく飲んでくれます。
以前はキャベツ一口でも食べさせるのに苦労していました。保育園では周りのお友達も食べているから、食べるのですが、家に帰ってきた途端に食べなくなるのが不思議です。毎回お互いにイライラするよりも気楽に栄養を取れるため「野菜ジュース」がわが家にはちょうど良かったです。「おかわり!」と言われると心の中で「やったー!」とガッツポーズしています。
食事を固定することで得られる3つのメリット
食事を固定して「ルーティン献立」にすることで、このような3つのメリットがあります。
食事を固定することで得られる3つのメリット
- メリット①調理時間を短縮できる
- メリット②献立に悩まずに済む
- メリット③食費が一定になる
それぞれ詳しく紹介します
メリット①調理時間を短縮できる
いつも同じ献立なら調理時間を大きく短縮できます。一般的な調理時間は平均40分ほどだそうです。
毎週同じ献立をルーティンしているため、作ることに慣れる・準備に慣れるといったメリットがあります
体感ですが、半分ほどの調理時間で済んでいます。その大きな理由の一つは電子レンジを利用していることです。
電子レンジでメニューを選んで、材料を耐熱ボウルに入れて「スタート」ボタンを押すだけで副菜やおかずが作れます。詳しい内容は下の記事からどうぞ
メリット②献立に悩まずに済む
「献立を考える時間」に毎日どのくらい掛かっているかを調べたところ平均で17.5分掛かっているそうです。1ヶ月あたりどのくらいの時間になるか計算してみました。
「一日働く時間と同じくらい」ということに衝撃を受けました。献立が決まっていればこの時間を大幅に減らすことができます
メリット③食費が一定になる
メニューが同じということはいつも同じような食材を買っているため、「食費が一定になる」効果があります。わが家の食費は4人家族の平均の8万6千円よりも安いです。
献立が毎日違って1ヶ月違う献立の場合、食費もバラツキが出ます。このバラツキが出ないのがメリットです。
家計簿をつけていますが「予算が立てやすい」です。わが家の家計簿については、下の記事からどうぞ
まとめ
1週間のルーティン献立を決めて、迷わずにさっと出せるようにしています。献立を決めてから、食材を無駄に買うことがなくなりました。また、食材を捨てることが激減し、週末の買い物も迷わなくなりました。良い効果が多いため、おすすめの方法です。
ミニマリストの1週間の献立(夕ごはん)
- 月曜日 白ごはんと汁物
- 火曜日 パスタ
- 水曜日 和風炊き込みごはんとみそ汁
- 木曜日 うどん
- 金曜日 洋風炊き込みごはんとスープ
- 土曜日・日曜日 好きなものを食べる
週末の土日のランチは普段の夕ご飯で食べられない「肉や油っぽいもの」を楽しんでいます。餃子やハンバーグ、ピザなどこども達と一緒に作るのも土日ならではの楽しみです。親子のコミュニケーションにもなっています。時々夫が作ってくれて、こども達は特別な「パパご飯」を楽しみにしています。
ミニマリストの献立のポイント
- 「おかずを無くす」
- 「肉や油っぽいものを避ける」
- 「野菜は飲み物で取り入れる」
わが家は夫と次女の2人が胃が弱いようです。次女は体調が少しでも悪いとすぐに吐いてしまいます。
「おかずを無くす」ことで消化をしやすくし、「肉や油っぽいものを避ける」ことで胃の負担を減らし、「野菜を飲み物で取り入れる」ことで腸の働きを助けるようにしています。
野菜は成長とともにきちんと食べさせたいですが、まだ幼いため無理強いはせずに様子を見て教育していきます。
次女が離乳食を卒業してから、試行錯誤して「ルーティン献立」に辿り着きました。同じように悩んでいる方の参考になりましたら嬉しいです。
食事を盛りつけているお皿はこちらで紹介しています。北欧食器がポイントです