Menu
アーカイブ

ミニマリストの図書館通い|「所有する」より「出会う」を選ぶ読書時間

当ページのリンクには広告が含まれています。

昔の私は、本棚いっぱいの本に囲まれて暮らすことが豊かさだと思っていました。

お気に入りの背表紙を眺める時間も好きでしたし、いつでも手の届く場所に置いておきたいと思っていました。

けれど、暮らしを少しずつ整えていくうちに、その気持ちは静かに変わっていきました。

今の私が大切にしているのは、本を所有することではなく、新しい一冊との出会いです。

図書館へ向かう日は、いつも少しだけ足取りが軽くなります。

目次

三冊だけ借りる、私への優しさ

近所の図書館では、一度に十冊まで借りることができます。

けれど、私が借りるのは三冊ほど。

以前の私は、たくさん借りて読み切れないと、自分を責めて罪悪感を感じていました。

だから今は、「三冊くらいがちょうどいい」と決めています。

一冊でも、数ページでも。

心地よく読めたなら、それで満足です。

選ぶ三冊は、そのときどきで少しずつ違います。

私のための一冊。

家族と楽しむ一冊。

その日、心が惹かれた一冊。

小さなバッグに、それぞれ違う世界を入れて帰る時間が好きです。

最近借りたのは、梨木香歩さんのエッセイ。

ページをめくるたびに、木々の匂いや風の音が聞こえてくるようで、窓辺でお茶を飲みながら読む時間が、何よりの楽しみになっています。

子どもと一緒に読んだのは、「ルルとララ」の絵本。

物語に出てきたお菓子を休日に作ってみると、気がつけばティラミスのお皿は空っぽでした。

「また作ろうね」

そのひと言だけで、選んでよかったなと思いました。

もう一冊は、くらはしれいさんの絵本。

個性のある猫たちが可愛らしくて、子どもと夢中になって読みました。

¥1,540 (2026/06/30 12:51時点 | Amazon調べ)

読書通帳という、小さな楽しみ

図書館に通うようになってから、ひとつだけ続けている習慣があります。

近所のショップで見つけた小さなお小遣い帳。

私はこれを「読書通帳」と呼んでいます。

書くのは、本の題名、読み終えた日付、そして定価だけ。

それでも、数字が少しずつ積み重なっていくのを見るのが好きなのです。

一万円分ほどになったら、自分への小さなご褒美。

図書館で出会ったたくさんの本の中から、
「これは手元に置いておきたい」と思えた一冊を、
本屋さんへ迎えに行きます。

借りる楽しみと、迎え入れる喜び。

その二つを、この小さな読書通帳がつないでくれています。

少しずつ読書貯金している読書通帳

迎え入れる理由を大切にする

「図書館にある本は借りる。」

そう決めてから、本棚はずいぶん静かになりました。

家にあるのは、何度も読み返したい本だけ。

季節が巡るたびに開きたくなる本。

暮らしに迷ったとき、そっと寄り添ってくれる本。

そんな本だけを迎えています。

子どもたちは少し違います。

図書館で出会って大好きになった絵本を、「おうちにも置きたい」と選びます。

私は手放すことで余白を育てる。

子どもたちは出会うことで世界を広げていく。

その違いもまた、それぞれの暮らしなのだと思っています。

所有するより、出会う暮らし

子どもの頃、私にとって一番好きだった場所は学校の図書室でした。

少し薄暗くて、静かで、本の匂いがする場所。

賑やかな校庭の声を遠くに聞きながら、本を読んでいる時間が好きでした。

大人になった今、その居場所は図書館へと変わりました。

棚をゆっくり歩きながら、「今日はどんな一冊と出会えるだろう」と考える時間が好きです。

図書館では、本を探している時間さえ楽しく感じます。

本は、いつか返さなければなりません。

けれど、その本から受け取った言葉は、心の中に残り続けます。

誰かに返す必要もありません。

だから今日も私は、新しい出会いを楽しみに、静かな図書館の扉を開けます。

おわりに|今日の小さな気づき

昔の私は、本棚いっぱいの本が幸せだと考えていました。

今はこのようなことに気づいて心が少し軽くなりました。

40代女性が図書館通いから学んだこと

  • 豊かさは、本の数ではなく、一冊と丁寧に向き合う時間の中にある。
  • 読書通帳は、次の一冊との出会いを、少しだけ楽しみにしてくれる
  • 手元に迎える本を選ぶようになってから、本棚にも心にも余白が生まれた

今夜はどうぞ、ご自分をたくさん労ってあげてくださいね
皆さまと私に、心地よい明日が訪れますように

送信中です

×

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次