今回のテーマは「ミニマリストのことわざ」です。ミニマリストが日頃意識していることわざを、事例を踏まえて紹介します。
この記事で分かること
- 十人十色(じゅうにんといろ)
- 良い花は後から(よいはなはあとから)
- 足るを知る(たるをしる)
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ミニマリストにぴったりなことわざ3つを事例を踏まえて紹介します
十人十色(じゅうにんといろ)
ミニマリストと言っても、やり方は人それぞれです。人より多く持っているモノもあれば、人より少ないモノもあります。
比べないことを意識して「十人十色」を心のお守りにしています
じゅうにん-といろ【十人十色】
十人十色 とは? 意味・読み方・使い方
考え・好み・性質などが、人によってそれぞれに異なること。
私の場合は服は少ないですが可愛いものに目がなくて、お弁当グッズやしろくま貯金箱の着せ替えグッズはたくさん持っています。
このように、自分にとっての「最低限=必要なものだけ」であれば、ぜんぜん大丈夫です。
減らせないところは無理せずに、減らせるところは減らしつつ、楽しみながらミニマリストにチャレンジしてみてください。
みんな違ってみんないいのだと思います
防災インテリアになる!「しろくま貯金箱」
良い花は後から(よいはなはあとから)
ゆるミニマリストになって10年を超えました。10年経って、ようやく達成できたミニマルライフが「寝袋生活」です。
焦らないよう「良い花は後から」を心のお守りにしています
ミニマリストになりたての頃、とにかくミニマルにしたくて「寝袋生活」を取り入れました。その結果、急に寝具を変えたために体を痛める、体調を崩すという大失敗をしました。
すぐに結果を出すことを優先したのが失敗の原因です
それから10年経ち、ベッドから布団に変えて、室内用の寝袋に変えてと段階を経て、ようやく身の丈にあった寝袋生活を実現できました。
このようにミニマリスト生活はすぐに結果が出なくても、焦る必要はありません。日々の小さな見直しが、大きな暮らしの見直しになっていくと思います。焦らずに自分らしくスモールステップで行動してみてください。
災害対策になり、寝具の見直しにもなる良いところだらけに見える「寝袋生活」ですが「落とし穴」もあります。無理せず少しずつ見直すのがおすすめです
ミニマリストの悲惨な末路
足るを知る(たるをしる)
ミニマリストと相性の良いことわざが「足るを知る(たるをしる)」です。このような意味があるそうです。
「足るを知る」は、「身分相応に満足することを知る」という意味であり、「足りていることを知り、何事にもありがたみをもつ」ということです。
足るを知るの意味とは?
最近はこのように「必要なものはすでに十分持っている」と思うようにしています。40年生きてきたため、身の回りのものはもう十分に持っていると思います。
必要なものはすでに十分持っていると考えて、「買い足し」ではなく「買い替え」を意識するようにしています
例えばモバイルバッテリーです。もう2年以上使っていて、調子が悪くなってきたため、買い替えを考えています。
それまでに性能の良いものがたくさん出ましたが、調子が悪くなるまで買い替えを考えませんでした
バッグもそうです。数や用途をよく考えて3つだけにしました。この数を維持して、消耗したらその時の暮らし方に合わせて買い替えたいです。
20代の若い頃、バッグは新作が出るたびにチェックしてボーナスで購入していました。振り返ってみるとその時よりも、お気に入りのバッグだけの今の方が満たされている気がします。
自分にとっての適正量を知ると「足るを知る」暮らしがしやすくなります。ぜひ探してみてください
「足るを知る」は自分の中の欲望と向き合うことです。上記のように物欲のコントロールは多少できるようになりましたが、金銭欲など他の欲望と向き合うのが今後の私の課題です。
ミニマリストのバッグの数
おわりに
「十人十色、良い花は後から、足るを知る」の3つのことわざを紹介しました。
それぞれ、人と比べない、結果をすぐに求めない、物欲をコントロールするといった内容です。
ミニマリスト生活10年目でたどり着いた私の答えは「自分らしく、コツコツと見直し、適正量を知るのが大切」ということでした。地味ですが大きな効果があります。あなたのミニマルライフの参考になりましたら幸いです。