先日、今年最強の開運日を紹介しました。今回はその目安になった天赦日などの吉日についておさらいします。
今年の月別の開運日については、下の記事で詳しく紹介しています
一粒万倍日とは「物事を始めるのに良い吉日」のこと
一粒万倍日とは「物事を始めると何倍にもなって返ってくる」と言われる開運日のことです。
「一粒万倍」とは、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味である。一粒万倍日は何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉であるとされる。但し、借金をしたり人から物を借りたりすることは苦労の種が万倍になるので凶とされる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
手帳を購入したり、使い始めるのにも良さそうです。ただし、浪費も万倍になります。手帳の買いすぎには注意しましょう
「一粒万倍日」は他の吉日と重なると効果倍増!ただし、過ごし方に注意
反対に仏滅などと重なると効果が半減するそうです。仏滅だけでなく、午後は仏滅と同じ「先勝」や、午前中に仏滅と同じ「先負」にも注意が必要そうです。
一粒万倍日は数が多いことから、他の暦注と重なる場合がある。その場合、吉日と重なったら一粒万倍日の効果が倍増し、凶日と重なったら半減するという。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一粒万倍日にするといいこと
- 宝くじを買う :何倍にもなって返ってくる
- お財布を新調する :お金が増える
- 新しいことを始める :成功しやすいと言われている
- 引っ越し、開業 :お金が良い方に動く
など良い意味になるそうです。
このようなことをすると良いと言われています
一粒万倍日にしてはいけないこと
- ローンを組むなど借金をする :借金が何倍にも膨れ上がることに
- 人から物を借りる :借りが何倍にもなる
- 失言をする :失敗が何倍にもなる
- 浪費をする :浪費が止まらなくなる
など悪い意味になってしまいます。
悪いことも万倍になるため、このようなことは避けた方が無難です
天赦日とは「何をしても良い吉日」のこと
年に多くても6回ほどの最高の開運日です。一粒万倍日と重なることで効果が倍増します。
てんしゃにち、てんしゃび。暦には「天しや」と書かれ、選日にも書かれる。
この日は、百神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、最上の大吉日である。そのため、天赦日にのみ「万(よろづ)よし」とも注記される。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
年に5〜6回だけの貴重な開運日です。暮らしに取り入れてみてください
天赦日もしてはいけないことがある!すると良いことを実践して福を招くのが◎
一粒万倍日と同じように天赦日にもすると良いことと、してはいけないことが存在します。
天赦日にすると良いこと
- 結婚、結納、入籍、出生届など :慶事に向いている
- お財布を新調する :金運アップに良い日
- 開運のための出費 :将来のためのローンや車の購入に適している
- 新しいことを始める :適している
このようなことをすると良いと言われています
天赦日にしてはいけないこと
- 犯罪行為 :犯罪はNG。何でも許される訳ではありません
- 浮気 :この日に浮気をすると本気になりやすい
- ギャンブルなど :リスクが減る訳ではありません
ただし、何をしても赦されるからと言って、これらの悪いことをするのはNGです
六曜とは?カレンダーにも取り入れられている身近な「吉日」
月間カレンダーや手帳でもおなじみの六曜です。あらためてそれぞれの意味などを調べました。
六曜()は、暦注の一つで、先勝(せんしょう[1]/せんかち[2])・友引(ともびき[2])・先負(せんぷ/せんぶ[1]/せんまけ[2])・仏滅(ぶつめつ[2])・大安(たいあん[2])・赤口(しゃっこう[1]/しゃっく[2])の6種の曜がある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
それぞれ詳しく紹介します
先勝(せんしょう・せんかち)
先勝は「先ずれば勝つ」と表すように、午前中は吉・午後は凶という運勢の日です。
先勝()は、早くことを済ませてしまうことが良いとされる日[1]。「先んずれば即ち勝つ」の意味。午前は吉、午後は凶と言われる[1]。急用の処理や訴訟には吉日とされている[1]。かつては「速喜」「即吉」とも書かれた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「先ずれば勝つ」とされているため、縁起の良い日です。午後は凶のため時間帯に注意してください
友引(ともびき)
友引(ともびき)は「友に引き分け」と表すように、良くも悪くもない日とされています。
友引(ともびき)は、勝負の決着がつかない良くも悪くもないとされる日[1]。留連(立連)を原義とし、もともとは「共引き」の意味である[1]。陰陽道で、ある日ある方向に事を行うと災いが友に及ぶとする「友引日」というものがあり、これが六曜の友引と混同されたものと考えられている。
朝晩は吉、昼は凶と言われる[1]。なお、慶事については“幸せのお裾分け”という意味で、結婚披露宴の引出物をこの日に発送する人もいる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
慶事には良いですが「手帳を使い始める」など何かを始める日としては、大安の方がおすすめです
先負(せんぷ・さきまけ)
先負(せんぷ・さきまけ)は「先んずれば即ち負ける」と表し、午前は凶、午後は吉の運勢です。
先負()は、急用は避けるべきとされる日[1]。争い事や公事も良くないといわれ、万事に平静を守ることが良いとされる[1]。「先んずれば即ち負ける」の意味で先勝に対応する[1]。午前は凶、午後は吉と言われる[1]。
かつては「小吉」「周吉」と書かれ吉日とされていたが、字面につられて現在のような解釈がされるようになった。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「急いては事を仕損ずる」=あわてると失敗しやすい、に似た意味だと感じています。大きな仕事などをスタートするには縁起が良くないと言えます
仏滅(ぶつめつ)
仏滅(ぶつめつ)は「尊い仏をも滅ぼす」と表し、何をしても良い結果を望めない運勢の日です。
仏滅(ぶつめつ)は、六曜における大凶日。もとは「虚亡」といい勝負なしという意味で、さらに「空亡」とも称されていたが、これを全てが虚しいと解釈して「物滅」と呼ぶようになり、仏の功徳もないという意味に転じて「佛(仏)」の字が当てられたものである[1][8]。
仏滅は万事に凶であるとされる[1]。この日は六曜の中で最も凶の日とされ、婚礼などの祝儀を忌む習慣がある。この日に結婚式を挙げる人は少ない。そのため仏滅には料金の割引を行う結婚式場もある。他の六曜は読みが複数あるが、仏滅は「ぶつめつ」としか読まれない。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『物滅』として「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」とされ、「大安」よりも物事を始めるには良い日との解釈もあるそうです。一般的には大凶日のイメージが強いため開運日には数えないようにしています
大安(たいあん)
大安(たいあん)は「大いに安し」と表し、24時間すべて安泰に過ごせる運勢の日とされています。
大安(たいあん[2])は、万事進んで行うのに良いとされる日[1]。「大いに安し」の意味。六曜の中で最も吉の日とされる。何事においても吉、成功しないことはない日とされる。「泰安」が元になっており、婚礼や建前(上棟式)などの日取りなどは大安の日に行われることが多い[1]。自動車の登録日や納車日、建物の基礎工事着工日や引渡日をこの日にするという人も少なくない。
大安は何かを始めるのに最適な日です。私は新しいことを始めたり、手帳を使い始めるのはなるべくこの日にしています
赤口(しゃっこう・しゃっく)
赤口(しゃっこう・しゃっく)は「火の元や刃物に注意すべき日」と表し、仏滅の次に悪い運勢の日とされています。
赤口()は、正午の前後を除いて凶日とされる日[1]。午の刻(午前11時ごろから午後1時ごろまで)のみ吉で、それ以外は凶とされる。この日は「赤」という字が付くため、火の元、刃物に気をつける。つまり「死」を連想されるものに注意する日とされる。
凶のイメージが強く吉の時間も短いため、注意が必要です
おわりに
今回は覚えておきたい「吉日」について紹介しました。一粒万倍日・天赦日・六曜の3種類です。
2024年の元旦は最強の吉日だったため、改名しました。詳しくは下の記事からどうぞ