だれでもスマホを持ち歩く時代になって、情報とどう付き合うかが重要になってきました。
近年では【デジタルデトックス=デジタル機器から離れること】がテーマになり、一冊の本が出版されるほど注目されています。
今回は【情報ダイエット】がテーマです。
はじめに

長女を出産した後のことです。
SNSで子育ての情報をチェックしていました。
子どもの病気の情報には、
わが子も病気になるのではとヒヤヒヤ。
子育てをしながら節約して1000万円貯まりました、
なんて情報にはわが家と比べてガッカリ。
いつの間にか【うつ】になってしまいました。
情報の取りすぎは【食べ過ぎ】に似ています。
必要以上に情報を見てしまうと、
心が病気になってしまう恐れもあるのです。
情報の暴飲暴食をやめて、心を健康にしませんか?
今回は「情報ダイエット」がテーマです。
yuko
1、情報ダイエットをする3つのポイント
1)情報は選び抜くことが大切

元システムエンジニアの父から【情報は選ぶことが大切】なのだと教わりました。
だれでもスマートフォンを持つ時代になり、たくさんの情報があふれています。まるで情報の海にいるようです。この海を上手におよいで【自分に必要な情報】だけを釣り上げなくてはいけません。
情報の海を泳ぐには【情報源を選び抜く】ことが大切です。出来れば3〜5個くらいが理想です。
2) 情報にお金をかけすぎない

おすすめの情報源は【本、ブログ、Youtube】です。本ならばジャンルを決める、ブログなら好きなブロガーさんを決める、Youtubeなら好きなチャンネルを決めることが大切です。
また、お金をかけすぎないように注意しましょう。本は図書館かamazonのkindleunlimitedなどのサブスクリプションがおすすめです。ブログやYoutubeは無料なため金銭面の心配はあまりないところが良いですね。
ここで注意したいのが【情報系商材】です。例えば、「webデザイナーで月20万円稼げる」というのを見かけますが、詐欺が多いです。デザインの世界は【経験】が重視されます。情報系商材よりも、未経験OKのアルバイトをした方がよほど経験になると思います。
3)メンターを決める

メンターとは【お手本になるあなただけの先生】のことです。メンターは何人でも大丈夫ですが、多すぎない方がいいと思います。私のメンターは5人です。
また、メンターは【役立つか】ではなく【好きかどうか】で決めるのがおすすめです。聞いて、読んで、見て「いやされる」、「前向きな気持ちになる」、「元気が出る」などあなたにとって心地よいメンターを選んでください。直感が大切です。
ここで注意したいのが【ネガティブ=消極的】な情報を発信している人です。愚痴や不安になる情報など、触れて嫌だなと思ったらすぐに離れてください。あなたの心までネガティブになってしまいます。
2、ミニマリストのおすすめのメンター5選
【ていねいな暮らし】のお手本、内田彩仍さん

わたくしたちは、誰かをちらりと見ただけで
何となく品があるとかないとか感じます。
いったい、
その「品」とは何なのでしょう?
わたしたちは、人のどういうところから
「品の」あるなしを判断しているのでしょう?
もし、その判断を決定している項目を
抽出することができたらというわけで、
本書が生まれました。
淑女のルール(加藤 ゑみ子 著)
このような人におすすめです
- ていねいな暮らしに興味がある
- ミナペルホネンが好き
- 北欧食器など北欧文化に興味がある
内田さんの本の中は時間がのんびりと流れているようで、読んでいるだけでいやされます。長女の出産の時、帝王切開後の術後の痛みに耐えられたのも、内田さんの本のおかげです。読んでいる間は痛みも忘れることができました。
美しい写真とやさしい文章はデジタルではなく、紙の本でゆるりと、お茶を飲みながら読んでいただきたいです。【桜が一面に見える窓】【慈しみながら育てている庭】など、じんわり染み入る内容が多いです。
内田さんはブログやインスタグラムなどSNSは発信されていません。そのような所も魅力のひとつなのだと思います。

美しい写真とやさしい文章に癒されます
【モノ選び】のお手本、柳沢小実さん
このような人におすすめです
- 良いモノを選びたい
- 少数精鋭でモノを厳選したい
- センスのある部屋づくりがしたい
柳沢さんは【モノ選び名人】です。ひとつひとつのモノと真剣に向き合い選んでいるのが分かります。柳沢さんが特にお金をかけているのはインテリアです。
大きな家具は【10年後20年後の姿をイメージして】20年使えるものを選ぶがポイントなのだそうです。あこがれの人を参考に、なりたい自分をイメージすると必要な家具がわかってきそうですね。ちなみに私は体力がなくなると思うので、軽い家具が欲しいです。
また、【ウイリアム・モリス】のカーテンが美術品のようで素敵でした。リネン生地にイチゴ泥棒が刺繍されているのですが、陽光に浮かび上がる絵柄がとにかく美しいのです。自宅を美術館にするような素敵なセンスをあなたも学んでみませんか?





ひとつひとつのモノに愛情をかけて選ばれているところが素敵です
【内面の美】の先生、加藤ゑみ子さん


わたくしたちは、誰かをちらりと見ただけで
何となく品があるとかないとか感じます。
いったい、
その「品」とは何なのでしょう?
わたしたちは、人のどういうところから
「品の」あるなしを判断しているのでしょう?
もし、その判断を決定している項目を
抽出することができたらというわけで、
本書が生まれました。
淑女のルール(加藤 ゑみ子 著)
このような人におすすめです
- 内面の美を磨きたい
- 気品を身につけたい
- 日々を美しく暮らしたい
加藤さんは【マナーのプロ】です。形あるものとはいつかはお別れの時が来ますが、内面に培ったものは離れ離れになりません。
【美しい字を練習する】【動作は一つ一つをていねいに】など少し真似しただけでも、美しさが身につくアドバイスをしてくれます。加藤さんは、私たちをただの一般人からキラキラした淑女やお嬢さまに変身させてくれるのです。
また所作を美しく意識することで、モノをていねいに扱ったり、人にていねいに接したりと暮らしかたが変わってきます。モノだけでなく人間関係までも変えてしまうパワー、それが「内面の美しさ」です。





趣味で「お嬢さま言葉」を習得してみませんか?
【日本のシンプルライフ/禅】の先生、川野泰周さん


物も、食事も、消費も、情報も、仕事もー
いまより「半分」に減らしてみる。
1/2を心がけてみる。
そうすれば、驚くほど人生が輝き出す。
より少なく、より豊かに暮らすための、
「シンプル生活術」をご提案します。
半分、減らす(川野 泰周 著)
このような人におすすめです
- お寺や神社が好き
- 歴史のあるモノ・コトが好き
- シンプルライフに興味がある
この機会に日本ならではのシンプルライフを取り入れてみませんか。そう、【禅/zen】のことです。
【禅の教え】は自分の人生をふりかえり、考えるきっかけを作ってくれます。例えば、禅寺では食事の前に「五観の偈(ごかんのげ)」というお経を唱えるのだそうです。この中には「感謝、反省、正しい心を育てる、心身の健康、菩薩道の実践」という意味が込められています。
【禅の教え】には、座右の銘になる言葉や、暮らしに取り入れたい学びがきっと見つかるはずです。そして本を読んだあとは、あなたの心が以前よりもふわりと軽くなっていることを感じると思います。





読んだ後に背筋が伸びる本です
【ゆるミニマリスト】のお手本、森 秋子さん


モノを極限まで減らす、家計を10万円まで圧縮するなど、聞いたことがありませんか?そのようなことをせず、ゆるーくミニマルに暮らすのが【ゆるミニマリスト】です。
ゆるミニマリストのお手本は【森 秋子】さんです。秋子さんの一番の魅力は人柄です。軽快で思わず笑顔になる文章は、読んでいるうちに心をぽかぽかと温めてくれます。
【洗面所を書斎にする】、【小瓶に愚痴を言う】など、愛とユーモアにあふれた【秋子さん流】をきっと真似したくなりますよ。


このような人におすすめです
- もう少し身軽に暮らしたい
- 極限までモノを減らすのはやり過ぎだと思う
- ゆっくり自分のペースでやりたい
3、メンターは変化する


メンターは変化します。ライフステージの変化やあなた自身の心の変化で、どんどんメンターも変えていきましょう。
一人暮らしの人と家族と暮らしている人とではお手本が違ってくると思います。引っ越しや転職を機に心境が変わるかもしれません。生活や好みが変わったら、90°でも180°でも、まるっと変えて大丈夫です。
また、シニアの暮らしをお手本に暮らしを小さくするのもおすすめです。あなたのメンターを探して、お手本にしてみませんか?


おわりに
今回は「あなたの先生=メンターを見つけてみませんか?」を紹介しました。
情報は「自分でしっかり選ぶこと」が大切です。
好きな情報、心地よい情報だけを取り入れて、あなたが自分らしく日々を楽しく過ごせますように。