次女が生まれてから、夜に家事をすることが増えました。
仕方なく始めた「夜家事」は、次の日をラクにしてくれる最高の方法でした。
今回は「「夜家事」でかつてないほど朝がラクになる(金子 由紀子 著)」の中から、参考にしたい内容を紹介します。
本と著者の紹介

朝食もお弁当も、
あわよくば翌日の夕食の下ごしらえも、
掃除も洗濯も、
なるべく夜のうちに
「ついで、ついでに」進めておくのです。
慌ただしい朝の自分を、
昨日の自分がちょっとでも
手伝ってくれたら嬉しいですよね?
それが「夜家事」です。
出典:「夜家事」でかつてないほど朝がラクになる(金子 由紀子 著)
金子 由紀子(カネコ ユキコ)
1965年、栃木県に生まれる。国学院大学文学部を卒業し、出版社に勤務後、フリーライターに。「心と体に無理のない暮らし」をキーワードに幅広い分野についての執筆を手がけ、合理的で爽やかな生活哲学にファンが多い。総合情報サイトAll About Japan「シンプルライフ」コーナーのガイドを務める。
出典: 「「夜家事」でかつてないほど朝がラクになる(金子 由紀子 著)」
1章
朝を輝かせるための夜家事の考え方
2章
夜仕込む!朝がつらくならないごはん作り
3章
夜、きれいに!帰ってくるのが楽しくなる片付けと掃除
4章
おしゃれも夜のうちに!夜の洗濯術&クローゼット術
5章
その他の家事
6章
一人で抱え込まないための家族の育て方
出典:「夜家事」でかつてないほど朝がラクになる(金子 由紀子 著)

著者は「シンプルライフ」を仕事にしている専門家です。シンプルで心地の良い暮らしに興味がある人におすすめの先生です
朝を輝かせるための夜家事
1、夜活家事で朝ゆったり


「スムーズな朝のための夜家事」を始めるにあたっては、「朝こうなっていたらいいな」という理想を描きます。そして、それを項目別に書き出していきます。
出典: 「「夜家事」でかつてないほど朝がラクになる(金子 由紀子 著)」
1、朝食は温めれば食べられる
2、洗濯物を干す必要がない
3、着ていく服を準備してある
4、リビングがスッキリ片付いている
5、こどもの持ち物が準備してある
私の理想はこのような感じです。これだけを夜に済ませておけば、朝が楽になりそうです。
「朝ごはんの作りおき」は良いことを教えてもらいました。さっそく調べてみたら、たくさんの作り置き朝ごはんレシピを見つけました。
朝、「こども達を起こしてから作る朝ごはん」と「温めて出すだけの朝ごはん」は、手間がまったく違います。簡単な方がいいですね。





少し時間がかかるものも、夜なら作れそうです


2、朝食はトレイとプレートを活用


トレイは一人一枚。学食や社員食堂のように、一人分をトレイにのせて配膳します。パンくずや汚れもトレイが受け止めてくれるので、食後もテーブルを拭かずにすみます。自分で食器を下げる習慣も身につきます。大きなお皿にいくつかのくぼみがついたプレートは、複数の食器を洗わなくてすむところが便利です。
出典: 「「夜家事」でかつてないほど朝がラクになる(金子 由紀子 著)」
学食や社員食堂は、効率が良くなるように考えられています。自宅でも同じ方法を取り入れるのは、良いアイデアですね。
こどもは食べこぼしが多いです。大人でもパンくずや汚れが出てしまいます。これらが落ちると、テーブルの下まで掃除しなければなりません。掃除がかんたんに済むと考えると、このアイデアを取り入れてみたいです。
金子さんはプレートの上に、お皿を3〜4枚、のせて使っているそうです。このお皿をワンプレートにすれば更に手間が減りそうです。





ワンプレートのお皿にパラティッシを考えています


3、ゴミ出し準備も夜のうちに


ゴミを、朝の出勤時にスムーズに出せるように、夜のうちにまとめておきましょう。特に夏場は、生ごみを含む可燃ゴミを出し忘れないように。朝に出るゴミは小さな袋に入れ、夜まとめておいたゴミ袋に追加します。
出典: 「「夜家事」でかつてないほど朝がラクになる(金子 由紀子 著)」
ゴミは朝の時間にまとめていました。だから、いつも時間に追われていました。夜にゴミをまとめていたら、掃除もできるし、朝にあわてなくて良いですね。
自治体によっても違うと思いますが、地元の自治体は厳しいです。燃えるゴミでないものが少しでも紛れていれば、持っていってくれません。間違えないように注意が必要です。
自治体の中にはゴミ袋に名前を書く地域もあるのだそうです。名前を書かなくていい分、ラクなのかもしれません。





こどものおもちゃなど、捨てにくいものは不用品回収を利用しています


4、夜洗濯のコツ


生活の24時間化が進み、夜に洗濯をする人が増えています。夜洗濯の問題点は「洗濯機の騒音」と「雑菌の繁殖」ですが、夜洗濯人口の増加につれて、静音設計の洗濯機や、雑菌の繁殖しにくい洗剤など、夜干しに適したものが出回るようになり、夜洗濯がしやすくなりました。
出典:「「夜家事」でかつてないほど朝がラクになる(金子 由紀子 著)」
夜に洗濯をしてしまえば、朝の時間が増えますね。私が洗濯をする時間を測ってみたら、約1時間でした。
この1時間のために早起きするよりも、夜家事をして朝にゆとりを持つ方が良いです。
そのためには、洗濯機をしっかり選ぶことが大切です。4人家族のわが家では、乾燥まで全自動でしてくれる洗濯機を探しています。静音・省エネ・抗菌の3つを叶える洗濯機はシャープが良さそうです。





シャープは「静音と抗菌」に対応した機種が多いです


5、夜時間の使い方


衣(衣類の管理)、食(料理・食生活の管理)、住(片付け・掃除)は、家事の三大柱です。このほかにも、やらなければならないことはいろいろあるはずです。これらを夜の時間だけでこなすためには、自分の動線と家事の優先事項を組み合わせ、いかに無駄なく短時間で処理できるか、プログラムを作り上げていくことが重要です。
出典: 「「夜家事」でかつてないほど朝がラクになる(金子 由紀子 著)」
筆子さんの本「それって、必要?」で「家事ノートを作りましょう」と勧めていました。家事ノートとは、家事の情報をすべて書いたノートのことです。
掃除のリスト、献立表、日用品のリスト、曜日ごとのルーティーン。これらを決めておくと楽なのだそうです。
「人間は習慣の生き物である」という名言があります。習慣化するまでの期間は1〜6ヶ月!だそうです。この期間を乗り越えれば、暮らしが楽になりますね。
人間は理性の生き物でもなければ、本能の生き物でもない。
人間は習慣の生き物である。
ジョン・デューイ (哲学者)





長女がときどき爪をかんでしまいます。爪かみ防止におすすめのネイルです


まとめ
1章
朝を輝かせるための夜家事の考え方
2章
夜仕込む!朝がつらくならないごはん作り
3章
夜、きれいに!帰ってくるのが楽しくなる片付けと掃除
4章
おしゃれも夜のうちに!夜の洗濯術&クローゼット術
5章
その他の家事
6章
一人で抱え込まないための家族の育て方
出典:「夜家事」でかつてないほど朝がラクになる(金子 由紀子 著)
今回は「「夜家事」でかつてないほど朝がラクになる(金子 由紀子 著)」を紹介しました。
シンプルで心地の良い暮らしに興味がある人におすすめの先生です。
「夜家事」は仕組みを作っておくと良さそうです。あなたも「夜家事」をしてみませんか?
その他のおすすめの内容
・朝は、夜に始まっている
・洗っておく、ゆででおく、切っておく
・味を分けて作れる”袋調理”
・帰宅直後に注意!散らかりの元を作らない
・床に物さえなければ、問題の大半はクリア
・掃除機は週末に。平日は箒orフロアモップで
・アイロンがけを最小限に
・着ていく服に悩まないクローゼット管理
・”夜時間割”を作ろう
・なるべく週末に持ち越さない



この記事で紹介した内容は、本の中のほんの一部です。気になったら、ぜひ本を読んでください。一緒に著者を応援しましょう

