ミニマリストのようにモノを減らしていくとどうなると思いますか?
最大のメリットは「お金が貯まること」かもしれません。
今回は「貯まらない生活はもうやめよう(ミニマリストTakeru著)」の中から、とっておきの内容を紹介します。

本と著者の紹介


ミニマリストTakeru
出典: 「貯まらない生活はもうやめよう(ミニマリストTakeru著)
ミニマリストYouTuber。登録者は10万人を超え、月間260万PVのYouTubeチャンネルを運営。「ミニマリスト」を目指し始めたのは2015年。難病が再発し、収入も貯金もゼロになったことで心機一転。3000個以上のモノを手放し、住環境や人間関係、家計管理を見直して、一度人生をリセット。ゼロから生活を見直し、節約・貯金・複業・投資を経て、2021年にFIRE(経済的自立)を達成。「モノはより少なく、自由で豊かな人生」を実現するためのミニマリズムを世界に広めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


著者は人気のミニマリストyoutuberです。ミニマリストが気になるけれど、何から始めていいのかわからない人におすすめの先生です。
モノを手放すだけで増える「お金と幸せの法則」
1、モノを手放すことで見える景色がある


あなたも今、あれこれ学んで考えても答えが見つからず、身動きが取れなくなって悩んでいませんか?
出典: 「貯まらない生活はもうやめよう(ミニマリストTakeru著)
私がただ一つだけ、あの頃の自分にアドバイスするとしたら、「何を始めるにしても、まず最初に”減らすこと”を考えて」と伝えます。
多くの人が身動きが取れないのは、多くを抱え過ぎているからです。あなたはさらに、新しいことを付け加えようとしていませんか?だから、キャパオーバーで何もできなくなるのです。何かを減らさなければ、あなたには動き出せるだけの体力や気力、発想力も残っていません。だから、何かを減らすことを考えましょう。減らすことで、余裕が出てくるのです。
次女を出産した年に前職を辞めました。
この時、長女の夜泣きと妊娠の体調不良でキャパオーバー状態でした。
仕事というウエイトの大きいものを減らしたおかげで余裕が出たように思います。





「がんばらない子育て」を目標にしています


2、引き算することで見えてくる「理想の自分」


片付けのポイントを一言で言うと、「あなたの夢と関係ないモノ、理想のお部屋にふさわしくないモノを手放す」ということです。あなたが人生で一番叶えたい夢やお部屋を明確にしたら、その足かせになるモノや障害になるモノを手放してみてください。きっと、多くは必要ないはずです。
出典:「貯まらない生活はもうやめよう(ミニマリストTakeru著)
私の理想のお部屋は「ナチュラルシック」な空間です。
シックでありながらも、人の気配や温もりのある部屋が理想です。
あなたの理想のお部屋はどのようなテイストですか?





寝室もミナペルホネンのブランケットを取り入れて、おしゃれに模様替えします。「大好き」な寝室にしたいです


3、「もっと稼ごう」から一歩離れてみる


もしあなたが今の生活に疲れているのだとしたら、あなたがやるべきことは、すぐに立ち止まり、休みを取ることです、一度、スローダウンしましょう。朝日が部屋に燦々と注ぎ込み、きれいに整ったお部屋の中で一杯のお茶をゆっくり飲む。大好きな部屋を見渡しながら、お花を眺めたり、景色に癒されたりする。私はそんな生活からスタートするようにしています。
出典:「貯まらない生活はもうやめよう(ミニマリストTakeru著)
人間というものは愚かなもので、何かを失ってその価値に気づくことがよくあります。日常の忙しさに紛れて、見落としている幸せはないでしょうか?
忙しいと書いて、「心を亡くす」と書くのだそうです。
どこか自分を見失っている状態が「忙しい」という意味なのかもしれません。
ちょっと立ち止まってお茶を飲んでみるのもいいですね。





ルピシアの「白桃烏龍」は、優しい香りと味わいでおすすめです
4、感動することに積極的にお金を使う


感性を磨くことは、生活に必要ない支出ではありますが、それは将来への投資となり得ることがあります。
出典: 「貯まらない生活はもうやめよう(ミニマリストTakeru著)
感性を磨くためのお金の使い方を、身の丈の範囲内で実践してみてください。
① お金は「楽しいところ」に集まってくる
② 感謝の気持ちを持ってお金を使う
③ 笑顔が増えるところにお金を使う
④ 気持ちを分かち合う時にお金を使う
⑤ 非日常にお金を使う
先日、「④ 気持ちを分かち合う時にお金を使う」を実践しました。
長女の出産の時に妹が「ベビードレス」を贈ってくれました。そのことがとても嬉しくて、お返しに今度は私が妹の好みを聞いて、「ベビードレス」を贈りました。
嬉しいことがあったらお祝いをすることで、お互いに幸せな気持ちになれる気がします。





次女の時は、コロナ禍でお宮参りが遅くなり、80サイズになってしまいました。何かあっても大丈夫なように、妹と一緒にこちらを選びました


5、自分の人生に「働き方改革」を


私が人生どん底だった時、第一に「お金」の確保を優先し、第二に「時間」を増やすことに専念しました。「お金と時間は、我々の人生を変える貴重な財産である」という考えは、当時からずっと変わりません。本書ですでにお伝えしましたが、私は過去に家計管理をして生活費を月10万円以下にまで落とし、そして労働時間をかつての半分以下に減らして、十分な時間をつくりました。(中略)労働時間を減らすことは、一時的に収入が減るので苦しくなりますが、そのぶん新しいことを始められるチャンスを生み出せるということです。
出典: 「貯まらない生活はもうやめよう(ミニマリストTakeru著)
趣味を副業をするのも良さそうですね。
私は趣味を生かして、ハンドメイドを副業にしています。
作るのは好きだけれどモノが増えるのは苦手なため、合っているようです。





ストーリーのあるモノが好きで、minneでもよく購入しています。猫のキーケースは作家さんの作品です


まとめ


今回は「貯まらない生活はもうやめよう(ミニマリストTakeru著)」を紹介しました。
ミニマリストが気になるけれど、何から始めていいのかわからない人におすすめの先生です。
まずはこの本を読んで、ミニマリストとしての一歩を踏み出してみませんか?


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・最も重要な財産は「時間」と「健康」
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