「お気に入り」を普段使いしていますか?
気分が沈みがちになる時こそ「お気に入り」がいやしてくれます。この本は「お気に入りのモノ」に囲まれる暮らしが、どんなに素敵かを教えてくれます。
今回は「ものは捨てても、ワタシは「好き」を捨てられない(mami 著)」の中から、参考にしたいなと思った内容を紹介します。

本と著者の紹介


mami(MAMI)
2017年、ミニマリズムという考え方に出会い実家のものを見つめ直し、暮らしを1からリセット。現在は好きに囲まれた心地のいい暮らしを目指し、整えながら、日々の暮らしをYouTubeで配信している
出典: 「ものは捨てても、ワタシは「好き」を捨てられない(mami 著)」


著者はミニマリストYoutuberで人気の方です。
「ミニマリスト=ものがないではない」という考え方が好きです。
ミニマリズムがベースのライフスタイル
1、ミニマリスト=ものがないではない


ミニマリストが言う、必要最小限のもので暮らすということは、ものと向き合い、自分にピタッとくる量や心地よい空間を知ること。そして、残った持ち物をお気に入りにアップデートして、自分を潤す暮らしを作っていくこと。ミニマリストの道は、物理的なものより、心の不純物を捨てていく作業と言えます。
出典: 「ものは捨てても、ワタシは「好き」を捨てられない(mami 著)」
一般的に「ミニマリスト=もののない暮らし」というイメージが強い気がします。
私にはmamiさんの「心の捨て活」という言葉が、合っているようです。
「物欲」や「見栄」など要らない心を捨てていく作業をしています。





これだけは必要というものをよく考えています。シンプルな服なら小物で華やさを添えて


2、自分なりのミニマリズムを探そう


ミニマリズムはアート由来の言葉
出典: 「ものは捨てても、ワタシは「好き」を捨てられない(mami 著)」
「ミニマリズム」は、ミニマリストだけを指す言葉ではありません。もともとはアートの世界から来た言葉で、「ムダな要素をそぎ落とすこと」とされています。近年では「ミニマルライフ」などライフスタイルを指す言葉として使われるようになりました。
「ミニマリズム」はアートの世界の言葉なのですね。
そう考えると「ミニマルライフ」は美しいライフスタイルに感じます。
モノが少ない分、インテリアにこだわりたくなります。





ミナペルホネンの家具は部屋の雰囲気をおしゃれにしてくれます


3、逆ショッピングで不用品の洗い出し


私がいつも行なっている方法は「逆ショッピング」というもの。カゴを持って、買い物をするのと反対に、いらないものや手放すのに迷っているものをカゴに入れていくのです。ファイルや引き出しも開けて、1枚でも不要な紙はカゴに入れていってください。カゴに集めたものを見るとあまりパワーがないものが入っていることに気が付きます。
出典: 「ものは捨てても、ワタシは「好き」を捨てられない(mami 著)」
「逆ショッピング」、楽しそうですね。
mamiさんはプラスティックの洗濯かごを使っているようです。
ポンポンと要らないものを放り込む「逆ショッピング」、やってみませんか?





丈夫なワイヤータイプのランドリーバスケットが好きです


4、減らすことに行き詰まったら「アップデート」を考える


たとえば、私は最近、スマホとハンドカメラを最新の機種にしました。
出典: 「ものは捨てても、ワタシは「好き」を捨てられない(mami 著)」
また、普段使いのポーチは、自分の使い方に合ったショルダーポーチに。このように、もの自体を使いやすいものに入れ替えて、よりよい暮らしが手に入る「アップデート」をしています。なんとなく、気分が上がらない、不便だなと感じてきたら、それはものを見直して、アップデートする時期のサイン。お気に入りに囲まれる暮らしへの道が着々と近づいています。
最近、バッグを見ていて気分が上がらないことが増えてきました。
シンプルで機能的だけれど、ファションのポイントにはならないからのようです。
同じように服も色鮮やかなものではなく、シンプルなものにしたい。
「アップデート」のサインが現れています。





服をシンプルに、バッグや小物を華やかにしたくなっています


5、好きなものに囲まれればおうち籠りも楽しい


世の中の変化で、ずっとおうちで過ごすことも増えました。おうち籠りを楽しく過ごすには、私の場合はお気に入りのものに囲まれるのが一番。また、お籠りのときにグリーンがあると、絶大な癒し効果を発揮してくれます。外の世界と家の中を繋いでいてくれているような気がしています。
出典: 「ものは捨てても、ワタシは「好き」を捨てられない(mami 著)」
今年、自宅をリフォームする予定です。
そのときに観葉植物をいくつか購入したいです。
ベンジャミン・バロックは葉っぱが丸くて可愛らしい観葉植物ですね。





mamiさんはベンジャミン・バロックがお気に入りとのことです
まとめ


ミニマリストyoutuberで人気のmamiさんの「ものは捨てても、ワタシは「好き」を捨てられない」を紹介しました。
お気に入りに囲まれたシンプルな暮らしがとても魅力的です。
読みながらゆっくり部屋を片付けたくなる本です。


その他のおすすめの内容
・ものの持ちすぎは食べ過ぎと似ている
・「ものを減らす」の先は「ものを楽しむ」暮らし
・たまには丁寧な暮らしごっこ
・気分が上がらない日の朝のルーティン
・お仕事終わりの夜のルーティン
・ものと向き合う八つの問いかけ
・可愛い同居人ベンジャミンバロック
・20着で全てを着回す
・晴れた日も雨の日も工夫を楽しんで過ごす
・キャンプはミニマリストと相性がいい

