私が好きな「cozy-nest 小さく整う暮らし」で人気の尾崎友吏子さん。
今回は、「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法 (尾崎友吏子 著)」から、気になった内容を紹介します。

本と著者の紹介

尾崎友吏子 YURIKO OZAKI
ブログ「cozy-nest 小さく整う暮らし」主宰。にほんブログ村「シンプルライフ」「ミニマリスト」「ワーキングマザー育児」カテゴリーで上位人気を誇る。1970年生まれ。ニューヨーク州立大卒。不動産業などを経て、現在は建設業に勤務。高校2年、小学6年、小学1年の3人の男子を育てるワーキングマザー。2級建築士、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー1級。大阪府在住。本作が初著書。
出典: 「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法 (尾崎友吏子 著)」


著者は「シンプルな暮らし」で有名な方です。「OURHOME」というブランドを主宰されていて、私のお気に入りブランドです。
こどもがいても暮らしをシンプルにする5つの工夫
1、ベッドを布団に変えるだけで1000万円以上節約


シングルの布団の収納占有面積0.25畳と、シングルベッドの占有面積3畳、その差は2.75畳。家族4人がベッドから布団に替えれば、11畳、約18.15m2の床面積を節約可能。ベッドを布団に替えるだけで、小さい部屋でも同じゆとりの部屋に暮らせます。PART1で取り上げた、販売面積単価が1m2あたり65万円の新築マンションの場合で床面積換算すると、65×18.15=1180万円の節約になります。
出典: 「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法 (尾崎友吏子 著)」
尾崎さんによると、「ベッドを布団にするだけで約1000万円の節約になる(5人家族の場合)」そうです。2〜3人でも500万円以上の節約になりそうですね。
わが家はベッドです。何となくベッドの方がいいかなとふんわりした理由で選びました。こどもが生まれて、予想以上に寝相がすごく(360°回転します)、布団へ変えようか夫婦で話しているところです。経済的なメリットもあると聞くと、布団の方が良さそうですね。





「すのこベッド+高性能マットレス+布団生活」でしまえるベッド生活を考えています
2、5人家族の靴、全19足


靴は、家族全員で19足。これ以外に、ベランダに私のビーチサンダル兼用のcrocsがあります。私の靴は4足とも、ソールはゴムかコルク。軽い運動もできるから、どの靴でも子どもと公園へ行けます。足が痛くなったり、はき心地の悪い靴は一足もありません。秋冬に愛用のソールの厚いブーツは、地面からの冷気を感じにくく、寒い季節には、手作り毛皮インソールを履いて防寒。快適です。
出典: 「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法 (尾崎友吏子 著)」
自分だけでなく、家族のモノを把握されているところが尾崎さんらしいですね。尾崎さんの靴は4足だそうです。季節の靴が2足入っていて、オールシーズンは2足ですね。
我が家は主人が20足くらい持っているマキシマリストです。主人のことは放っておいて、私と娘2人の分だけ管理しています。数えてみると、私が5足、長女が3足、次女が3足で11足でした。家族全体では約30足でした。多いですね。





「ミニマリストの靴」を紹介しています


3、多機能に使える保存容器


パイレックスのガラス容器「パック&レンジ」
出典: 「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法 (尾崎友吏子 著)」
ガラス製で見た目も美しい保存容器は、サラダなどをそのままサーブできます。透明なので、中身を確認しやすい。おもに、生野菜の常備菜や、茹でた青菜などを保存します。
ガラスでオーブンに入れられるものを探していました。パイレックスの容器なら、見た目が美しいですね。いいなと思ったのが「ガラスのグラタン皿」。尾崎さんの写真が美しく美味しそうです。写真を紹介できないため、「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法 (尾崎友吏子 著)」でご覧ください。


野田琺瑯の「ホワイトシリーズ レクタングル」
出典: 「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法 (尾崎友吏子 著)」
バットや保存容器として使うほか、下ごしらえや、直火で再度温め直すこともある加熱済みの常備菜を保存。琺瑯フタがあれば、鍋の代わりに炊飯したり、一人分のカレーを温めなおしたりできます。ケーキやパンの焼き型としても使います。材料を混ぜるだけの簡単ケーキやこねないパンは、仕事が休みの日の特別なおやつです。
野田琺瑯は「丁寧な暮らし」で人気の内田彩仍さんも使っていらっしゃるようです。鍋の代わりに、焼き型にと、多用できるところが良いですね。また、見た目も白で綺麗なところが良さそうです。
今年中に家のリフォームを考えています。家族の暮らし方が変わったからです。今まで義母とキッチン共用でしたが、キッチンを別にすることになりそうです。今までは収納容器も義母のお気に入りを使わせていただいていました。これからは、自分で選べるのが嬉しいです。野田琺瑯とパイレックスが候補になりそうです。





内田さんについては「大切なこと 穏やかに暮らすための48の工夫と心がけ」の読書レビューで紹介しています
4、朝ごはんを食べない


「朝食は、3度の食事の中でも最も重要」「エネルギー源になるから、朝食べても太らない」「朝食べないと太る」「朝食を食べないと力が出ない」「朝食を食べない子は、成績が悪い子が多い」というのが通説でしょうか。少なくとも、数年前まで、それを信じてきました。
出典: 「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法 (尾崎友吏子 著)」
ふとしたことで「朝ごはんを食べない健康法」、半日断食を知りました。午前中は排出の時間で何も取らないほうがよい、朝ごはんは毒という考えに基づいた健康法です。出産後、ずっと戻らなかった体重が、お腹まわりの肉を中心に2kgほど減りました。胃腸をなるべく動かさないよう、お腹が空いた時は、100%ジュースを飲む、黒糖を入れた紅茶をなるべく飲むなどして、午前中は仕事に集中していたらお昼まであっという間。自己流で、心地よいように続けています。
尾崎さんの「朝ごはんを食べない健康法」聞いたことがありませんか?私も気になっていて、自分だけなら実践できそうです。30代前半の頃に比べて、3食を食べると夜になって気持ち悪くなったりします。夕食は減らしているのですが、朝食を食べないのも良さそうですね。体と相談しながらやってみたい健康法です。



「朝ごはんを食べないだけ」ならお手軽にできそうですね
5、「好き」を優先するモノ選び


「安い」だけで、モノを買わなくなりました。逆に、豪華、高級、華美なものも、選びません。選ぶのは、長く愛着が持てる、好きなもの。「気持ち良い」「誠実に作られている」「材料や製法がわかりやすい」「使い込むうちにますます美しくなる」が私の「好き」の基準です。
出典: 「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法 (尾崎友吏子 著)」
尾崎さんの「好き」の基準、とても共感できます。私の好きの基準は「シンプルで美しいこと」です。豪華、高級、華美=見た目の美しいではなく、多機能や素材も美しいの基準です。そうして愛でながら長く愛用するのが好きです。また、お金に限りがあるため、「消耗品はプチプラ」、「長く使えるものはお金を掛ける」とメリハリを付けています。あなたの「好き」の基準は何ですか?



持ち物の中では、バッグを長く使っています


まとめ


尾崎友吏子さんの「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法 」を紹介しました。ミニマリストでも有名な方で著書も5冊出版されています。
今回はキッチン用品や靴についても、合わせて紹介しました。あなたの「シンプルな暮らし」の参考になりましたら嬉しいです。
その他のおすすめの内容
・ガラクタのために、借金を増やすのはやめました
・ベッドにはない、布団のメリット
・「ソファがあればくつろげる」は幻想
・「いつか着るかもしれない服」は、着ない
・思い出は箱1つ分
・小さくオープンなキッチンで導線を短く
・それ、何秒で取れますか?
・使用頻度により収納場所を分ける
・栄養は引き算で考える
・毎日の山のような洗濯物、なんとかしたい!



「こどもがいても、シンプルな暮らしはできます」と背中を押してくれる本です

