「ゆるミニマリスト」という言葉を聞いたことはありますか?
「ゆるミニマリスト」は「できる範囲でモノと向き合い自分らしく暮らすミニマリスト」です。正統派のミニマリスト=モノを極限まで減らすタイプとは違った考え方です。
今回は「【ゆるミニマリスト】の先生、森秋子さんの本」を紹介します。
このような人におすすめです
- もう少し身軽に暮らしたい
- 極限までモノを減らすのはやり過ぎだと思う
- ゆっくり自分のペースでやりたい
はじめに

私は「ゆるミニマリスト」です。
暮らしのモノは少ないですが、
趣味の持ち物が多いのです。
「モノを最小限にする」のではなく
「心地よいものだけを残していく」
この考え方に共感されたら、
ぜひ、一緒に「ゆるミニマリスト」を
目指してみませんか。
今回はちょっとだけ真似してみたい、
【ゆるミニマリスト】の先生、
森 秋子さんの本を紹介します。
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【ゆるミニマリスト】の先生、森 秋子さんの本
脱力系ミニマリスト生活(森 秋子 著)

秋子さんの魅力は「ユニークなシンプルライフ」です。旦那さんを愛人に例えたり、洗面所を書斎にしたり。考え方がとにかくユニークで面白いのです。
一番すてきだなと思ったのは、「買い物欲をなだめる「カタカナ語翻訳」」です。「プチプラで高見え」→「安物で高いふり」とユニークに翻訳することで、買い物欲をなだめる方法です。
とても面白いので、やってみませんか。この翻訳が面白いのは逆もOKなこと。私はただの整理ポーチを「everyday carry」とカッコよく翻訳して使っています。
お店に入らなくても、友人との会話、テレビやネットから溢れ出る情報など、人間界には欲望を刺激するキラキラとした言葉が溢れています。
出典: 「脱力系ミニマリスト生活(森 秋子 著)」
私は、ある時、キラキラの魔法をとく方法を手に入れました。
嫉妬や欲望をあおるキラキラとした言葉は、大体が英語、カタカナ、造語のことが多いことに気づいたのです。
これを日本語に翻訳すると、たいていのキラキラの魔法はとけます。
たとえば____、
「ママ友とレストランでランチした」→「母親同士で、食堂でごはんを食べた」
「プチプラで高見え」→「安物で高いふり」
「タワーマンションに住んでる」→「縦長の集合住宅に身を寄せている」
「スムージー」→「食べ物つぶし」
翻訳機能が高まると、どんどん何も欲しくなくなります。

シンプルな暮らしは「考え方次第」なのだと教えてくれる本です


ミニマリスト、41歳で4000万円貯める(森 秋子 著)


秋子さんは、貯めたお金で都内に小さな家を買ってフルリフォームされたそうです。スケールが大きいですね。
一番すてきだなと思ったのは、「習いごとは「子どもファースト」で」です。長女が年中さんになり、習い事をしている子も増えてきました。秋子さんを見習って「子どもファースト」で子どもの希望を1番に考えたいです。
長女はピアノを触るのが好きなようです。適当に楽しく弾きながら歌っています。身につけさせたいなら「水泳」なのですが、長女の希望に合わせると「ピアノ」になりそうです。
何のために子どもに習いごとをさせていますか。スキルを身につける?教養を深める?体づくり?子どもはそれをどんな風に考えていますか?
出典: 「ミニマリスト、41歳で4000万円貯める」(森 秋子 著)より
私がたどり着いた結論は「習いごとはお楽しみ」です。やりたいと言ったらやらせて、やめたいと言ったらやめてOKのシンプルルールです。
将来プロになりたい希望があったり、周りがほっておけなくなるくらいの才能と情熱があるなら、お金をかけて習いごとをさせるのもいいと思いますが、どんなに貴重な体験でも、金額をいっぱいかけたところで子ども本人がやりたくないことならムダな投資に思えます。



節約とは違う、「お金を使わずに楽しく暮らす方法」を教えてくれます


使い果たす習慣(森 秋子 著)


秋子さんは、貯めたお金で都内に小さな家を買ってフルリフォームされたそうです。スケールが大きいですね。。
一番すてきだなと思ったのは、「使うほどにたくましくなる素材をえらぶ」です。革や木、ステンレスなどの素材を選ぶと長く付き合えるそうです。
私は革素材が好きです。革素材で気をつけたいのは「フェイクレザー」。長く使いたいものはフェイクレザーを避けるようにしています。
プラスチック製やフッ素樹脂加工のものは、使ったその日から劣化する道をたどります。フッ素樹脂は使うたびに剥げていき、プラスチック製品も古くなるとベタついてきます。一方、ステンレス、銀、ガラス、木、革などの素材は、使い込むほどに味が出てたくましくなっていきます。
出典: 「使い果たす習慣(森 秋子 著)」



「道具・掃除・服」など7つの項目で「使い果たす習慣」を教えてくれます


おわりに
今回は「【ゆるミニマリスト】の先生、森 秋子さんの本」を紹介しました。
秋子さんの【ゆるミニマリズム】は、揺るがない自分軸があるのが特長です。「自分らしさ」を考えるきっかけをくれます。
今回は、暮らしを考えるきっかけになりそうな内容を紹介しました。この記事があなたのお役に立てば、うれしいです。

